シニア向けにスマホを簡単に使えるようにするおすすめ設定

シニア(高齢者)にスマホを利用してもらえるようにするには、やっておいてあげたい設定があります。

○ 文字サイズの変更
○ Wi-Fiの設定
○ アプリの自動更新の設定
○ 指紋認証やパスコードの設定
○ 災害時の緊急速報の設定
○ 提供元不明アプリを入れない設定
○ 位置情報共有機能の設定
○ メディカルIDと連絡先を登録

では順にみていきましょう。

○ 文字サイズの変更、これすごく大事です。これをやるだけでストレス度随分変わってきます。文字サイズの変更をぜひおこなってください。

○ Wi-FIの設定は、自宅にWi-Fiをひいている方に限定されてしまいますが、あればWi-Fi環境を使う設定にしておけば、データ通信量を随分と節約できます。なければ、最初のスマホの購入時にもデータ通信量を若干多めにしておく必要もあるかもしれませんね。

○ アプリの自動更新は「オン」にしておきましょう。自動更新を行うタイミングですが「Wi-Fi接続時」に行うように設定してください。スマホのデータ通信を利用するとあっという間に通信量オーバーになってしまいます。

○ 指紋認証やパスコードの設定をなぜやるのかというと、万が一紛失したときや、他人に悪用されないためにも確実にやっておいてあげたい設定です。

○ 災害時の緊急速報、これも命を守ってくれるものでもあります。いち早く気づくように設定しておいたほうがいいでしょう。

○ 提供元不明のアプリを入れない設定 Androidスマホなら、Google playから、iPhoneならApp Storeからアプリをダウンロードしますが、それ以外からは入れない設定にしておいたほうが、トラブルに巻き込まれることを軽減してくれるでしょう。

○ 位置情報共有機能も紛失したスマホや、万が一親の行方を探すために有効なものです。親といえどもプライバシーにかんすることなので、じっくり話し合って設定するかしないかを決めないといけませまん。

○ メディカルIDとは、緊急時に救助の方や医療関係者がすぐアクセスできるよう、パスコードロックを設定しているiPhoneでも、ロック解除なしに確認することができます。
プライバシーに関する情報なので、スマホの取り扱いには十分気をつけてください。

これらの設定をしておくだけでも、随分スマホを利用しやすくなります。あと絶対使わないであろうアプリなどは削除しておくことも、シニア(高齢者)には大事なことです。

余計なアプリがあることで、それを触ってしまったり、ややこしくなってしまいます。なるべくシンプルにしてあげることが重要です。

そうすると、一般的に売られている「らくらくフォン」の代わりを果たしてくれます。使いこなせるようであればどんどん機能をつけくわえてあげればいいだけの話ですから…

ですから、「かんたんスマホ」や「らくらくフォン」といったシニア(高齢者)向けのスマホ以外の選択肢も加えておくといいですよ。

ただこればっかりは、シニア(高齢者)といっても、本当に個人差があるので、利用される方とよく相談して決めることになると思います。