シニアでも面倒くさがらずにスマホに挑戦しよう!

シニアの方は、相変わらずガラケーをお使いになっているのでしょうか?そんなに不便を感じている方はいらっしゃらないかもしれません。

でもお子様や、お孫さん世代の人はラインでコミュニケーションをとるようになっています。「ばあちゃんもラインしてよ」メールいちいち打つの面倒臭いから」などと言われたことはありませんか?

でしたら、スマホに切り替えを考えてみてもいいのでは!

でもスマホに切り替えるにはさざまな困難が立ちはだかります。まず最初に契約に関する壁、機種選びの壁、そして使いこなせるかの壁があります。

シニアは、スマホでわからないときは、子供や孫を使おう!

契約や機種選びのことは、ご自身が苦手であれば、お子様やお孫さんにおもいきって任かしてしまうという手もあります。自分のことはなんでも自分でと考える方多いと思います。でも得意な人にやってもらうという選択を取れるのも能力の一つです。

自分でコツコツ調べてやるのが好きという方は問題ないですが、、契約関係が苦手、機械もさわるのが苦手という方でしたら、思い切ってできる人に任せてしまいましょう。このことも後ほど記事に書いていますので参考にしてください。

このブログでは、契約関連での難しいところ、機種選びで難しくなってくるところ、スマホを利用することで巻き込まれるかもしれないトラブルのこと、またその解決法などを細かく説明していきます。

一概にシニアのスマホ選びといっても、様々な会社、契約方法、機種などいろいろあります。今回はその一つ一つを紹介しながら、自分はどれに当てはまるだろうかと考えてください。

そして自分ではやっぱりわからないという方は、お子様やお孫さんにこのブログ記事を読んでみてとお願いしてください。

また親のスマホ選びで悩んでいる世代の方も、自分はそんなにスマホに詳しくないんだという方も、これを読んでいただいたら、ひととおりのことはできるようになるはずです。ぜひ、一緒に勉強しましょう。

そして、自分もスマホに強くなり、より安い契約に挑戦したり、格安SIMなどで、通信費を節約できるようになるかもしれません。

親のスマホ選びを面倒と思わず、この際一緒になって勉強して、経費の削減に努められてはいかがですか。削減できた費用で、家族一緒にご飯とか食べられるようになったら最高じゃないですか。

そんなに難しい話ではありませんので、気楽に臨んでください。

ただ人それぞれ似合う契約形態や、スマホの機種があります。それを理解して自分は、あるいは親は、どれに当てはまるのだろうと考えるのが一番難しいのではないでしょうか。

ブログの補足的にではありますが、シニア向けの設定やアプリも紹介していますので参考にしてください。ではよろしくお願いします。

シニアがスマホを利用してトラブルに巻き込まれた場合、どうする?

ネット通販トラブル、フィッシング詐欺、振り込め詐欺、架空請求詐欺などに、まきこまれないためにはどうすればいいのでしょうか。

ネット通販トラブルの場合、高齢者(シニア)が通販を使いたい場合は、家族が変わりに注文してあげるなどの対処法が考えられます。

フィッシング詐欺の場合は金融機関等から、カード番号や暗証番号などの入力をもとめられることはないので、そういう事になったら詐欺を疑わないといけないことをしっかり伝えておく。

振り込め詐欺には、オレオレ詐欺と還付金詐欺などがあり、基本登録していない番号は出ないようにするなど、怪しい電話から遠ざける必要があります。

還付金詐欺に特化していえば、還付金に関する連絡が電話で行われることはないことを知っておく。振り込め詐欺防止のために、自動通話録音機を入れておくのも、犯罪者は嫌がるようです。

架空請求詐欺は、自分で注文した意思がないものに関しては、一切料金を支払わない、ことが大切になります。

以上のことを高齢者(シニア)の方に知ってもらうことが重要になってきます。ただ知っていても、犯罪グループは言葉巧みに、話を勧めてきます。

そうなったときでも、家族に相談できるようにしておきましょう。そうすれば対応策が考えられます。一人で考えていると二次被害に遭う恐れもあります。話し合える機会を作っておきましょう。

そして、トラブルに巻き込まれるようなことがあれば、「消費者ホットライン」や「警察相談専用窓口」に連絡するようにしましょう。

消費者ホットラインは、詐欺やトラブルに関する相談を受け付けています。電話番号 188 に電話すると近くの消費者生活センターにつながるようになっています。

警察相談専用窓口は 電話番号 #9110になっています。緊急性のない相談に対応しています。詐欺トラブルなどに巻き込まれた場合などに相談するところです。

次はスマホの契約に特化した相談窓口です。
「電気通信事業者相談窓口」 電話番号 03−4555-4124  受付時間 月〜金10〜17時まで

また契約した会社のキャリアサポート窓口に連絡してもいいでしょう。
NTTドコモ
電話番号:151(ドコモ携帯から)0120-800-000(一般電話から)
受付時間:9:00~20:00
定休日:年中無休

au
電話番号:157(au携帯から)0077-7-111(一般電話から)
受付時間:9:00~20:00
定休日:年中無休
  
ソフトバンク
電話番号:157(ソフトバンク携帯から)0800-919-0157(一般電話から)
受付時間:9:00~20:00
定休日:年中無休

被害にあったら各相談窓口に連絡して、次に取るべき行動の情報を探るようにしましょう。しかし何より家族に連絡、相談をするようにしましょう。

犯罪グループが、ここで相談してくださいと連絡先を教える場合などもあり、さらに被害を大きくするケースもあります。

騙されたかなと思ったら、家族に連絡するを徹底したほうがいいかもしれませんね。

シニアがスマホ利用時のトラブルを防ぐには

スマホのトラブルでは、契約時におこるもの、またスマホを実際に利用して起こってくるものがあります。今回は後者についてです。

シニア(高齢者)の方は、スマホの操作に慣れていないため、タップミスなどの誤操作、スマホに関する予備知識がないために、巻き込まれるトラブルが出てきます。

トラブルに巻き込まれないように、基本的なスマホの使い方をしっかり覚えることも大切です。

スマホを利用するにあたって起こるトラブルには以下のようなものがあります。

○ ネット通販トラブル
○ フィッシング詐欺
○ 振り込め詐欺
○ 架空請求詐欺

シニア(高齢者)が起こすネット通販トラブルとは、タップミスにより、間違った商品を購入したり、同じものを複数購入するケースは跡を絶ちません。

その他に無料サンプルを頼んだはずなのに、定期コースに入ってしまうなども事例が多いようです。このように操作ミスや商品、サービス内容をきちんと理解できないまま、購入してしまったりすることが多いです。

操作ミスによる、トラブルを防ぐのは、何よりスマホの使い方をマスターすることです。それで大部分防ぐことができるようになります。また契約自体を解除したい場合などにつては、後ほど記述しますのでそちらを参考にしてください。

フィッシング詐欺は、偽の銀行やカード会社のウェブサイトに誘導し、クレジットカード番号などを入力させることで、カード情報をだまし取る詐欺です。

銀行やカード会社を騙る業者からメールやSMSで連絡が入り「今すぐカード情報を入力しなければカードが使えなくなる」などといい、焦らせます。

詐欺業者はこのような言葉で焦燥感を煽るため、高齢者は本物そっくりのウェブサイトであることから騙されてしまいます。

基本、銀行やカード会社から、そのような連絡はこないことを事前に伝えておきましょう。

「振り込め詐欺」は、あらゆる口実を用いて金銭を振り込ませる詐欺です。振り込め詐欺には、家族のふりをして金銭を振り込ませるオレオレ詐欺、還付金があると嘘をつきお金を振り込ませる還付金詐欺などが存在します。

還付金詐欺は、常に連絡をとりながらATMを操作させる手口のため、スマホや携帯電話を持っているからこそ被害にあいやすい詐欺です。自分の口座に還付金を振り込む手続きしているように見せかけ、実際には自分の口座から別の口座へ振り込ませるよう誘導することが特徴です。

今すぐにATMを操作しなければ、還付金を受け取れなくなると言われることで、冷静に判断できなくなります。

高齢者(シニア)には、このような詐欺があることを事前に伝えておき、連絡があった場合は家族に確認を取るようにしておくことが大切です。一人で何でもやらないようにしてもらうことが重要です。

振り込め詐欺はあらゆる手口があるため、家族でも注意喚起をして情報を共有しておきましょう。コミュニケーションをよくとっておくことがトラブル防止になります。

ショートメールサービス(SMS)機能で身に覚えのない高額請求をされたり、送られてきた動画を再生したら料金を請求されたりする詐欺が近年横行しています。

また、通信販売会社を名乗る送信元から「1年以上前に再生した動画の料金が支払われていないため、法的措置に移行する」などと記載されたメールが届き、料金をだまし取る手口も。大手通販サイトなどの企業名をかたる詐欺業者がいることも注意として徹底しておきましょう。

いずれの場合も料金を支払う必要はなく、支払いはもちろん、届いたメールは無視して問題ありません。何度も請求されることがありますが、無視し続けましょう。

確認のために、相手に連絡を取ると、こちらの個人情報が洩れる恐れがあるので、自分から連絡するのは避けましょう。

シニアがスマホを利用して、トラブルに巻き込まれないために

シニア(高齢者)がスマホの契約をするときに、トラブルに巻き込まれることも多いようです。基本、契約は一人で行かないようにしたほうがいいかもしれません。

ではスマホ契約時のトラブルにはどんな物があるのでしょう。

○ スマホの契約だけでいいのに、タブレット端末などのセット契約をむすばされる。
○ 使わないオプションサービスの追加
○ 違約金がかかってしまう
○ 通話料定額サービスに入ったつもりなのに、高額請求された

このようなトラブルが多いようです。詳しくみていきましょう。

スマホの契約をしに行ったのに、本人に必要かどうかわからないタブレット端末や、ルーターなどをセット販売されるケースもあるようです。契約者にあったものを勧めてくれるといいのですが…
よくわからないままに契約させられることのないように、よくわからない契約、サービスは拒否するようにしましょう。

できることなら、シニア(高齢者)の方が、契約するより、お子様や、お孫さんにスマホの利用状況を踏まえて適切な契約をしてあげるのがいいですね。

使わないオプションサービスの追加も、前者と同様、わからないうちにオプションを付けられるケースが非常に多いです。スマホ紛失時の位置情報サービスなどは、iPhoneとかならもともとついているものです。そいうものは断るようにしないといけません。

契約内容をよく確認しないと、契約違反になるようなことが発生すると、違約金が発生してしまいます。このようなことは高齢者(シニア)に限られたことではなく、一般の契約者にもいえることで、よくわからないことは、簡単に同意したりしないことが必要になってきます。

次も同様なことかもしれませんが、通話料定額サービスに申し込んだはずなのに、高額な料金を請求されるケースもあります。なぜこういう事が起こるのかというと、会社が規定している通話料の条件にあっていないことから起こります。そのへんの条件を詰めておかないと、高額請求されることになりかねません。注意しましょう。

こういったトラブルに巻きこまれるのは、わからないままに契約されてしまうなど、一人で契約にいっていることが原因です。やはり高齢者のひとりでのスマホ契約は避けたほうがいいでしょう。
そして契約の前に、こういうトラブルが存在するから気をつけなくてはということを知ることが。トラブルを未然に防ぐことになります。

高齢者の方にも、こんな方法で詐欺があるんだとか、契約のとき注意することなどを、伝えておくことが大切ですね。コミュニケーションを密に取ることで、トラブルに巻き込まれる原因を小さくしてくれます。

シニアにスマホの使い方を教える際、つまずくポイント

シニア(高齢者)に、スマホの操作を教えなる際は注意しないといけない点があります。
○ 難しい単語を使わない
○ 高齢者(シニア)自身に操作をしてもらう
○ スマホは完成形でなく、自身に合わせられるもの
○ IDとパスワードををしっかりと管理してもらう
○ スマホを使い終わったら、スリープ状態(休止状態)に戻す習慣をつける

では、順番にみていくことにしましょう。

最初の難しい単語は使わないですが、シニア(高齢者)にとって、スマホに利用される言葉は見に覚えのない言葉や単語になっています。そのことだけでも学習能力が落ちてしまいます。

ですから「アプリ」であれば、「種類」、「機能」のこととか、「アイコン」は「図形」、「マーク」とシニア(高齢者)に馴染みのある言葉に言い換えながら説明するだけで理解度が上がるといわれています。単語の言い換え、是非試してみてください。

シニア(高齢者)自身に操作をしてもらう。これは教えてもらったことを、メモに取りたがって、全然操作を後回しにされる方がいるのですが、何らかのアクシデントで、アイコンの位置が変わってしまうなどがあれば、もうそれだけで使えない状況になってしまいます。

そうならないためにもメモに頼りすぎないように、自分自身の手で操作をやって、覚えるやり方がいいと思います。

スマホは最初は、完成形ではないということ、使う人によって機能をつけたり、省略したりすることができるものということを理解してもらい、やり方も、必ずしも一つではないことを知ってもらう。

IDとパスワードは、スマホを利用するうえで、何個も管理しないといけないものです。ですから、IDとパスワードを一緒に管理するようにして、できるなら紙にプリントアウトしてあげて、このアプリはこのIDとパスワードを使用していることを理解できるようにすることがいいのではと思います。

紙で管理することの危険性もありますが、貴重品と同様なものなのだということを理解してもらって、厳重に補完してもらうようにしましょう。

最後に、スマホを使い終わったら、スリープモードにするを習慣づけてもらうです。これをすることで意識しないアイコンの位置の変更や誤作動を防ぐことになります。

以上の5つのポイントを踏まえて、シニア(高齢者)にスマホの操作を教えることで、 だいぶシニアの方も理解しやすくなるのではと思います。

とはいえなかなかガラケーからスマホに乗り換えることは難しいでしょう。逆に身内だから、余計にいらつくこともあるかもしれません。

そんな場合は、契約しているスマホ会社の、サービスを利用するのも一つの手です。ワイモバイルの高齢者(シニア)サービスには、スマホのボタンを押すとカスタマーサ−ビスに利用状況が伝わり、状況改善方法を教えてくれるものがあるようです。

こういうサービスも頭に入れて置くと、質問攻撃にいらだたないようになり、より親切な教え方ができるかもしれませんね。