ドコモ、au、ソフトバンクのシニア(高齢者)向けプランの比較

大手キャリアの高齢者(シニア)向けのプランも変化してきています。以前でしたら60歳以上の方なら、これがお得といった画一的な契約プランが存在していたようですが、高齢者(シニア)といってもスマホの利用状況は様々になり、高齢者(シニア)とひとくくりにできなくなり、スマホを利用する人によって契約プランを考えるという形が主流になってきたようです。

ここでは、シニア(高齢者)のガラケーからスマホに切り替えることを前提に話を進めていきますので、各会社からでている「スマホデビュープラン」を選ぶのがいいです。

まずドコモです。ドコモでは「はじめてスマホ割」と呼ばれているようです。ギガライト(1GB以下)を基本契約(2,980円)として、そこからみんなドコモ割で1,000円引き、はじめてスマホ割が適用されて1,000円引きになり、最低価格は980円になるというものです。

みんなドコモ割(3回線以下の場合は適用されません。)このように様々な条件をクリアーして初めて月額980円になるのです。2年間同一回線の継続利用が条件でもあります。

またドコモにはスマホのりかえサポートをやっており、ドコモ光またはdカードGOLD本会員の申し込みと他社携帯電話の解約証明書を提出するとdポイント10,260ポイント還元されるキャンペーンもあります。

つぎはauです。これも条件が整えば月額980円になることになっています。条件としてはauピッタトプラン、2年契約、auスマートバリュー、スマホ応援割、ケータイ→auスマホ割適用時に最低金額の980円が可能になります。新規契約では無理ということです。

auケータイ(3G)を16ヶ月以上からスマホの変更し、auピッタトプランに加入することが条件となります。条件が意外と難しいので、店頭で確認することも必要になってくると思います。

ソフトバンクからいきます。ソフトバンクのスマホに切り替える際の契約として、「スマホデビュープラン」があります。これは国内通話+データ1GBで月額980円〜になっています。従来のプランに比べるとお安いイメージです。

1回5分以内の国内通話を選ぶと980円になっています。国内通話し放題を選択すると1,980円にあがります。そして980円と1,980円のプランは12ヶ月適用され・14ヶ月以降はそれぞれ1,980円、2,980円に戻ることもお忘れなく。各社共通に割引期間は1年間です。

このように携帯会社3社の料金はやはり横並びといっていいものになっています。昔でしたら、新規契約や、他社の乗り換えをすると優遇してもらえる傾向がありましたが、現在は自社のガラケーを所有している人を他社に取られないことを重要視した料金体系になっています。

解約金がかからない時期になったと喜び勇んで解約し、新規契約すれば安くなるというものではないので、料金シュミレーションなどをうまく活用して、よく考えてスマホへ切り替えないといけません。

この契約の仕組みを理解するのはかなり、高齢者(シニア)にとっては難しいものです。シニアでなくても難しいです。やはり高齢者のスマホ契約は代理でやってあげることをお勧めします。