本当に高齢者向けシニアスマホでいいのか?

本当に高齢者向けシニアスマホでいいのか?具体的な理由を交えて今あるスマホ全体を候補にして考えてみました。

シニアにスマホを進める理由として画面が大きくなるので見やすくなることや、LINEを使用したいからなどが考えられます。そこでスマホ選びに映るわけですが、選択肢として3つ考えられます。

ひとつはシニア向けのスマホ、2つ目は一般的なAndroidスマホ、3つ目はiPhoneです。結論から言いますと、一番ラクなのは自分が使っているスマホと同じ機種にすることです。

理由を説明する前に、シニア向けスマホ、Androidスマホ、iPhoneのいいところを挙げてみたいと思います。

シニア向けスマホのいいところとしては、機能がシンプルである、使うアプリを全面に配置してくれていて、すぐに使いやすい条件になっている、高齢者向けを謳っているだけに単純な機能を使うには使いやすくできている、などです。Androidスマホの長所は、価格を安くできるということでしょう。

使い心地は慣れの問題もあるので,かんたんにはいえないですよね。iPhoneの良いところは使っている人が多いため、いろいろな人に聞くことができる、直感的で使いやすいと一般的に言われている。点などです。

次にマイナスポイントとしては、シニア向けスマホは、iPhoneとは逆に使っている人が少ないため、教えてもらいにくい。そしてアプリも通常版と少し違っているところがあるので、教える際に手元にスマホがあればなんとかなるかもしれませんが、同居などしてない場合はけっこう教えるのが難しくなるという弱点があります。

Androidスマホは、そこそこユーザーさんがいますので、教えてもらうのには困らないかもしれません。しかしAndroidスマホはたくさんのメーカーから発売されているため、細かいところは結構違うようです。その点が少し評価ポイントをさがる感じがします。

最後にiPhoneです。弱点は価格が高くなる点です。最新機種でなく型落ちモデルでも、結構しますよね。スマホ選びで価格も重要なポイントですから、そのへんのマイナス面がiPhoneにはあります。

いい点、悪い点、それぞれありますが、まず考えないといけないのが、使う方がスマホでなにをしたいのか?ということが最大のスマホ選びのポイントになってきます。

本当にガラケーの延長線上でLINEをしようできるようになりたいだけなのか、それともネットの閲覧もしてみたいし、写真もきれいなのを取りたいとか、それぞれ使う方によって変わってきます。

そのへんを見極めるのがすごく大切になってきます。それで決めるのが一番だと思います。

ガラケーの延長を求める方には、シニア向けスマホがいいのではないでしょうか。次に価格を最優先させるのであればAndroidスマホがいい選択になると思います。最後になるべく教えるのが楽したいと思っておられる方は、iPhoneを選択するといいのではないでしょうか。

今までのはなしをまとめると、一番のポイントは使う方が、何をしたいか、次に価格帯をどうするか、簡単に教えたいなら、iPhoneか、自分が使っている機種と同じものにするということです。

最近のシニアの方は考え方もお若い人が多くなっていますし、やりたいことが色々おありのようですので、お年寄りだから、高齢者向けシニアスマホにしたらいいという単純な問題ではないようです。