シニア向けおすすめスマホの機種の説明

では今回は、シニア向けスマホが、各社から出ておりますが、その比較をやっていこうと思います。基本的にシニア向けスマホと一般的なスマホ何が違うのかといえば、シニア(高齢者)が使うということで、よく使う機能だけを少なめに表示している点、またよく電話をかける相手も画面に表示させているなどの配慮がされているなどが挙げられます。

UQモバイルや、Yモバイルなどでも、困りごとをサポートしてくれる、サポートセンターを充実させているなどの特徴があります。やはりシニア(高齢者)向けを謳っているだけあってどの機種も使いやすくなっています。

次に具体的な機種を見ていくことにしましょう。

まずはドコモのシニア向けスマホです。楽々スマートホンmeです。このスマホの特徴はシニア(高齢者)が一番手間取ると思われるタッチ画面をガラケーの使いごごちに近いボタンを押すような感覚で入力できる「らくらくタッチパネル」ではないでしょうか。

ボタンを押すことに慣れているシニアにとって、一般的なスマホの触ったか触っていないか曖昧な感じのタッチ画面が苦手な方が多いシニアにとっては心強いものでしょう。

ドコモもやはりらくらくホンセンターというサポートがついており、いろいろ教えてもらえる形をとっています。

続いて、auです。auではBASIO3が出ています。この機種の特徴としては専用のカードにかざすと、スマホのトラブルを簡単に診断してくれるというものです。あといろいろありますが、どれも似たり寄ったりの印象を受けました。

次はソフトバンクにいきましょう。ソフトバンクではシンプルスマホ4です。この機種の特徴は専用キーでの音声検索でしょうか。手入力は苦手なシニアにとって音声検索機を押して、話しかけるだけで文字が打てるというのはなかなかシニア向けでいい商品だと思いました。

キャリア以外だと、UQモバイルは、やはりよく使う連絡先3件登録できるようになっていたり、UQお客様センターにも、操作に困った時など尋ねることができます。

機種の名前はおてがるホン01になっています。契約的な話になりますがUQモバイルはSNSデータは消費ゼロになりますからLINEメッセージも使い放題というメリットもあります。

Yモバイルは、よく使う連絡先が4つになっていて、サポート関連に関してはサポートボタンを押すとスマホが自動で診断してくれる機能もついています。もちろんそれで解決できない場合は専門スタッフがサポートしてくれます。

SNS関連では、最初からLINEが搭載されており、アプリを取り入れたりする必要がないようになっています。登録するだけで最初からLINEが使えるようになっている点などが特徴になります。

このように、各社ともシニア向けスマホを販売しています。高齢者向けに設計されているので、やはり使いやすいのは使いやすいのではないでしょうか。価格的には4万円から5万円というところです。

24回払いで1800円から2500円といったところでしょうか。機能的にはよく似た感じという印象です。抜群に使いやすいのはこれとお勧めできるようなものでもない感じでした。

ただ、ドコモのボタンタッチに近い「らくらくタッチパネル」は他社と差別化されていて人気がありますよ。と店員さんはおっしゃっていました。

シニア(高齢者)のスマホを選ぶ際の注意点とは

シニア(高齢者)が使うスマホを選ぶ注意点としては、利用される方の指先の状態とかもおおきく影響してきます。まず、自分のスマホでどれくらい操作が可能かを見ることから始めると、失敗が少なくなるでしょう。

歳をかさねると指先がうまく動かないことも考えられます。どれぐらいスマホの操作ができるか判断するのに、自身のスマホで試してもらうことが大切です。

どういう風に試すかですが、メールを打ってもらうと大体の感じがつかみやすいです。ガラケーで慣れている方は、押さないと気が済まないみたいで、フリック入力が最初できない人が多いみたいです。

フリック入力を試してもらって、どの程度できるかによって、スマホを決めていくといいでしょう。

シニア(高齢者)だから、必ずシニア向けのスマホを選ばないといけないということもありません。試してもらった様子でシニア(高齢者)向けのスマホにするか、それとも一般的なスマホにするかを選ぶようにするのがいいと思います。

確かにシニア向け携帯は、表示されている機能が少なくなっていたり、少し大きめの表示がされているなど、お年寄りに配慮された作りになっています。

よく考えられていると思います。シニアだから性能的なところはあまり考えないでいいのですが、スペック的なところをみてしまうと、劣っているのに高いんじゃないとか思ってしまいます。

結構、一般的なスマホで困ってない様子であれば、思い切って普通のスマホを選んでもいいのではないでしょうか。値段的にも安くなりますし…

でも普通のスマホをそのまま渡してしまったら、アプリがたくさん表示された画面でどれがどれだかわからないということになるでしょう。

そこで手間はかかりますが、シニア(高齢者)がよく使うアプリだけ表示させてあげるひと手間が必要になってきます。最低限必要なメール、電話、カメラ、連絡先、ネットの閲覧のアプリぐらいを表示させておくとわかりやすいでしょう。

あと、スマートフォン会社のサポートセンターが、利用できる場合なら、それも表示させておくと、いざという時に役立つかもしれませんね。

通常のスマートフォンは、手間をかければシニア向けにカスタマイズもできることも知っておいてください。例えばアイコンの大きさ、メールの文字、表示させるアイコンの数など、そういうところを気をつけてあげるだけで、シニア(高齢者)でも、かなり使いやすいものになります。

ちなみに前述したカスタマイズはiPhone6s以降のものならできます。あとカスタマイズに向いたスマホは、IPhoneかアンドロイドのどちらがよいのかや、親に渡すスマホを自分と同じものにしておくといろいろ聞かれても、わかるのであとあとすごく楽になるということなども紹介しています。是非参考にしてください。

今回は、シニア(高齢者)のスマホを選ぶ際の注意点として、まず、利用者さんがどれぐらいスマホを利用できるかの状態を知ること。そして使用者の状態によってはスマホの機種は必ずしもシニア向けスマホでなくてもよいということ。通常のスマホを、より使いやすく設定してあげるとシニアの方でも使いこなすことができるということ。

その辺を頭に置いて、スマホ選びを考えると、シニアイコールシニア向けスマホから抜け出し、様々な選択肢が出てきます。色々設定してあげたりとすることで、コミュニケーションも取れる利点もあります。
人によっては面倒になることもあるでしょうが… とにかくシニアのスマホは絶対シニア向けスマホでないといけないということはありません。

シニア(高齢者)にスマホを勧める理由

シニア(高齢者)にお勧めする理由は3つあります。1,GPS機能がついている。2,認知症対策になる。3,コミュニケーションが取りやすく、密になることが多い。などが挙げられます。

一つ目のGPS機能がついているは、全然今は問題ないと思われる方もいるでしょうか、シニア(高齢者)の方が認知症になってしまった場合などに威力が発揮されます。

皆さんもご存知のように、スマホのGPS機能はかなり正確です。万が一徘徊するようになった場合は、スマホのGPS機能が助けてくれるでしょう。

認知症になってから持ってもらうようにしても遅いです。元気なうちにスマホを持って外出する習慣をつけておくことが大切です。

そうすればスマホを持つことに抵抗を持たずに外出できるようになっています。手がかりが何もなく探すのは大変ですが、スマホを持っていてくれればかなり助かることは間違いありません。

この理由はあまり、シニア(高齢者)の方には告げないほうがいいでしょう。スマホを勧める理由で、高齢者の方にも積極的にアピールしていいのは、認知症予防になるよ!ということです。

新しいことにチャレンジすることは、脳にも刺激になります。そしてスマホは指先の動きが重要です。スマホを操作することで、衰えを防止し、手先を使うことで、これまた脳に刺激を与えてくれるのです。

シニア(高齢者)の方に新しいことをやるんだ、そしてできるようになるんだと思ってもらい、生活にメリハリをつけていただくことが重要です。

ですから、操作を教えるのは、根気強くやっていかないといけないでしょうね。成功体験を作るのが脳にとっていいでしょうから、できなかったという体験はあまりさせたくないものですね。自信を喪失されては困りますから…

最後の理由としてはスマホは、連絡を密に取りやすいので、コミュニケーションアップにつながります。スマホはLINE機能や写真機能などが充実しています。

それらの機能をうまく使いこなせるようになることで、今までよりもさらに子供さんや、お孫さんとコミュニケーションが取りやすくなります。

このような理由から、シニア(高齢者)にスマホを勧めているのです。使いこなせば、スマホでネットショッピング、動画配信サービスなども利用できます。

ネットショッピングは買い物が困難になった場合でも、注文しできるようになれば、宅配便が運んでくれるので助かると思います。また動画配信サービスの場合だと、時代劇専用チャンネルや韓国ドラマなども見ることができます。色々活用できそうですよね。

ここまでスマホを活用できるようになったら、シニア(高齢者)の精神年齢もかなり下がってくるのではないでしょうか。

もちろん、シニア(高齢者)がスマホを利用することで、リスクも出てきます。そのリスクは安全フィルターを使ってあげるとか、なるべく環境整備をしてあげないといけなくなることも忘れてはいけません。

スマホを利用することで、様々なリスクがあっても、それを上回る成果の方があると考えています。ぜひシニア(高齢者)の方にスマホを活用してもらえる環境を整えてあげてください。

ドコモ、au、ソフトバンクのシニア(高齢者)向けプランの比較

大手キャリアの高齢者(シニア)向けのプランも変化してきています。以前でしたら60歳以上の方なら、これがお得といった画一的な契約プランが存在していたようですが、高齢者(シニア)といってもスマホの利用状況は様々になり、高齢者(シニア)とひとくくりにできなくなり、スマホを利用する人によって契約プランを考えるという形が主流になってきたようです。

ここでは、シニア(高齢者)のガラケーからスマホに切り替えることを前提に話を進めていきますので、各会社からでている「スマホデビュープラン」を選ぶのがいいです。

まずドコモです。ドコモでは「はじめてスマホ割」と呼ばれているようです。ギガライト(1GB以下)を基本契約(2,980円)として、そこからみんなドコモ割で1,000円引き、はじめてスマホ割が適用されて1,000円引きになり、最低価格は980円になるというものです。

みんなドコモ割(3回線以下の場合は適用されません。)このように様々な条件をクリアーして初めて月額980円になるのです。2年間同一回線の継続利用が条件でもあります。

またドコモにはスマホのりかえサポートをやっており、ドコモ光またはdカードGOLD本会員の申し込みと他社携帯電話の解約証明書を提出するとdポイント10,260ポイント還元されるキャンペーンもあります。

つぎはauです。これも条件が整えば月額980円になることになっています。条件としてはauピッタトプラン、2年契約、auスマートバリュー、スマホ応援割、ケータイ→auスマホ割適用時に最低金額の980円が可能になります。新規契約では無理ということです。

auケータイ(3G)を16ヶ月以上からスマホの変更し、auピッタトプランに加入することが条件となります。条件が意外と難しいので、店頭で確認することも必要になってくると思います。

ソフトバンクからいきます。ソフトバンクのスマホに切り替える際の契約として、「スマホデビュープラン」があります。これは国内通話+データ1GBで月額980円〜になっています。従来のプランに比べるとお安いイメージです。

1回5分以内の国内通話を選ぶと980円になっています。国内通話し放題を選択すると1,980円にあがります。そして980円と1,980円のプランは12ヶ月適用され・14ヶ月以降はそれぞれ1,980円、2,980円に戻ることもお忘れなく。各社共通に割引期間は1年間です。

このように携帯会社3社の料金はやはり横並びといっていいものになっています。昔でしたら、新規契約や、他社の乗り換えをすると優遇してもらえる傾向がありましたが、現在は自社のガラケーを所有している人を他社に取られないことを重要視した料金体系になっています。

解約金がかからない時期になったと喜び勇んで解約し、新規契約すれば安くなるというものではないので、料金シュミレーションなどをうまく活用して、よく考えてスマホへ切り替えないといけません。

この契約の仕組みを理解するのはかなり、高齢者(シニア)にとっては難しいものです。シニアでなくても難しいです。やはり高齢者のスマホ契約は代理でやってあげることをお勧めします。